アイスブレーキング(アイスブレイク)とは、“固い氷を壊す”ように初対面同士、会議や研修などの緊張した雰囲気をほぐし、コミュニケーションをとりやすくするための方法です。本題に入る前に自己紹介や簡単なゲームなどを行い、話しやすい状態を作ります。
アイスブレーキングにはいろいろな方法がありますが、新人研修や取引先との打ち合わせなど、初対面同士で話をしなければならない場合は、自己紹介ゲームが有効です。
まず、最初の人が自己紹介をします。次の人は最初の人の名前を言ってから自己紹介します。3番目の人は最初の人、2番目の人の名前を言って自己紹介を行うというように、すでに自己紹介した人達の名前を繰り返したうえで自己紹介する方法です。
この自己紹介は、人数が多いとかえって覚えられなくなるため、4~6人程度の少人数が向いています。
自己紹介をした後に、「実は」ではじまるちょっとしたエピソードを入れる方法です。エピソードは趣味や特技、出身地など、差し支えないことであれば何でも構いません。初対面同士はもちろん、顔と名前だけ知っている程度の場合にも、距離を縮める方法として使えます。
アイデアや活発な意見を出したい会議の前には、ウォーミングアップできるアイスブレーキングがおすすめです。
2人1組になって、1人がインタビュアー役、もう1人がヒーロー役となり、今までで一番活躍した話を聞き出します。インタビュアー役は、ヒーロー役の話に対し少しオーバーなくらいにリアクションしましょう。成功体験を話したり聞き出したりすることで、コミュニケーションがとりやすくなります。
上述のように、アイスブレーキングには緊張をほぐし、コミュニケーションをとりやすくするというメリットがありますが、ほかにも、相手の意外な一面を知ったり、共通点を見つけたりすることができます。
また、アイスブレーキングで和やかな雰囲気が作れれば、意見やアイデアが出しやすくなります。
リスキルが提供しているビジネスゲーム研修 ビジネススキル強化編では、序盤で受講生同士の自己紹介を通してアイスブレイクを実施しています。