自分では気づきにくい偏見やバイアスを理解することで、相手に配慮した対応ができることを目的とした研修です。
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アンコンシャスバイアス研修では、人が誰しも持つ「バイアス」を理解し、先入観や思い込み・決めつけによる行動や発言をコントロールできるようになることを目指す研修です。
アンコンシャスバイアスとは「無意識の偏見」「思い込み」のことです。具体的に企業や組織でよく発生してしまいがちなものは以下の通りです。
アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)が起こってしまう理由は以下の通りです。特に、理由の一つとなっている自己防衛心(自身を正当化する考え方)はメインとなる理由と言えます。「自身をよくみせたい」「自分にとって心地よい状態を守りたい」など、このようなエゴから、無意識の偏見が発生してしまいます。
研修を企業で実施する目的は、多様な働き方や価値観を持つ方が存在するビジネスシーンにおいて、誰もが思い込みや先入観にとらわれすぎず、フラットに対応できる環境を整えるためです。研修を実施することで、以下の実現が期待できます。
以前より多様な働き方、価値観が集まるようになりました。「女性はこうあるべき」「男性はこうあるべき」「仕事をするビジネスパーソンはこうあるべき」という型にはめられた考え方は通用しなくなっている状態です。(参考:令和4年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査結果(概要))企業や組織で働く誰もが一人ひとりに適切に向き合うことが求められているため、アンコンシャスバイアスに注目が集まっています。
自分の考えに偏りがあることを意識できると、状況の変化に対して、柔軟に対応できるようになったり、多様な選択肢から適切な判断をできるようになります。特に管理職やリーダーが柔軟な視点を持つようになると、チームとしての柔軟性が高まります。
無意識の偏見により以下のような問題が発生する可能性があるため、企業としても対策を立てていく必要があります。研修を実施することも対策の一つです。
考えられる問題・影響 | 詳細内容 |
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従業員のモチベーションが低下する | アンコンシャスバイアスは、組織の共通認識・習慣となり、社内風土として定着することもあります。このような偏った習慣は、従業員のモチベーションを下げる原因となるため注意が必要です。 |
採用や人事評価において正当な評価ができなくなる | 評価する側の社員がアンコンシャス・バイアスを自覚しないまま人事考課を行うと、対象者を正当に評価できなくなり、結果として人材を流出することもあります。 |
ハラスメントとみなされることがある | 現状にあわないバイアスをもったまま第三者に接すると、セクハラやパワハラなどのハラスメントに発展しかねません。 |
自分では気づきにくい偏見やバイアスを理解することで、相手に配慮した対応ができることを目的とした研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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公開講座 アンコンシャス・バイアス研修(半日研修) - 無意識の思い込みに気づく | 3時間 | |
一社研修 アンコンシャス・バイアス研修【企業内での無意識の偏見に気づく】 | 3時間 (変更可) | |
一社研修 アンコンシャス・バイアス研修 職場環境編【誰もが働きやすい職場のために】 | 4時間 (変更可) | |
eラーニング動画講座 アンコンシャス・バイアス研修 | 61分 | |
eラーニング動画講座 速習版:アンコンシャス・バイアス研修 | 20分 |
介護・育児・病気などを抱える社員にも長く働いてもらうために、仕事と両立するための支援方法を身に付ける研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 治療と仕事の両立支援研修【適切な支援と関わり方を学ぶ】 | 3時間 (変更可) | |
一社研修 仕事と育児の両立支援研修【マネージャー・人事向け】 | 4時間 (変更可) | |
一社研修 仕事と介護の両立支援研修【マネージャー・人事向け】 | 3時間 (変更可) |
外国人労働者を受け入れるために必要な知識、環境づくりを行い、採用活動を活性化させることを目標とした研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 外国人労働者受け入れ研修【受け入れから戦力化まで】 | 3時間 (変更可) | |
一社研修 ビジネスにおける異文化理解研修【ダイバーシティを推進する】 | 3時間 (変更可) |
LGBTについての理解を深め、誰もが働きやすい企業内環境を作るための研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 LGBTQ研修【ケーススタディを元に理解を進める】 | 3時間 (変更可) |
障がい者の方に対する正しい理解をした上で、一緒に働くための受け入れ態勢を整えていく方法を身に付ける研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 障がい者雇用の理解と対応研修【障がいのある方が活躍できる企業に】 | 5時間 (変更可) | |
一社研修 発達障がいの理解と対応研修【短時間集中】 | 3時間 (変更可) |
タイバーシティを学ぶことで、様々な価値観を受け入れるという意識を持ち、多様な人物が活躍できる組織づくりを行うための研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 ダイバーシティ&インクルージョン研修【組織を活性化する】 | 6時間 (変更可) |
リスキルのアンコンシャスバイアス研修には次のような特徴があります。
自身がどのようなバイアスを持っているのか、自己チェックから研修がスタートします。どのバイアスに関しても、完全に0にすることはできません。自身がどのようなバイアスを持っているかを理解し、バイアスに紐づいた発言や行動をしそうになったら、ストップをかけることが理想です。忙しい日々の中では立ち止まって考えることが難しいため、研修を通して理解を深めていきます。
バイアスは0にすることはできませんが、コントロールすることは可能です。コントロール方法を学ぶことで、相手を傷付けてしまう行動や発言を避ける効果が期待できます。研修内ではケースワークやよくある事例を用いて確認していきます。
次のカリキュラムはアンコンシャスバイアス研修に属するアンコンシャス・バイアス研修【企業内での無意識の偏見に気づく】のカリキュラムです。研修の流れの例としてご参考ください。
01アンコンシャス・バイアスとは
アンコンシャス・バイアスについての基礎を理解する
02アンコンシャス・バイアスへの対応方法
アンコンシャス・バイアスへの対応方法を身に付ける
LASTチームとして守っていきたいこと
集団で誤った方向に進まないためのポイントを押さえる
研修を受講した方から、研修後のアンケートにて以下の感想をいただいております。(2025年現在、直近に実施した研修よりピックアップして表示しております)
アンコンシャスバイアス研修で扱う「アンコンシャスバイアス」とは、自分自身では気づかない「ものの見方やとらえ方の歪みや偏り」を指します。無意識の偏見、思い込みといわれることもあります。異なる環境や集団に囲まれて生活する中で個人の意識に刷り込まれるものです。
バイアスは0にすることはできませんが、コントロールは可能です。アンコンシャスバイアス研修を実施することで、自身の考え方の癖に気付き、誤った行動や発言を避けることができます。
はい、可能です。アンコンシャスバイアス研修をセミナーのように短い時間で学びたい場合や、他研修と組み合わせて2日間で実施したい場合など、ご希望の日数・時間に合わせて最適のカリキュラムをご提案いたします。複数日程にて開催する場合、事例検討(ケースワーク)やよくある事例を用いて考えてもらう時間を設けています。効果的な内容であり、部署やチームをまとめる方には特におすすめしたい内容です。
アンコンシャスバイアス研修の費用は、各研修の見積り作成ページより確認できます。簡単な情報だけ入力いただければ、メールアドレス宛にすぐに届くため、手間なくご利用いただけます。 なお、研修時間や日程を増やした場合の費用感や短くした場合の価格については個別にお問い合わせください。
いいえ、ございません。リスキルのアンコンシャスバイアス研修では事前の課題提出や、事後の感想・レポート・報告書の提出などはございません。研修時間内で完結します。なお、研修終了後3~5分で終わるアンケートについては実施いたします。
はい、可能です。リスキルのアンコンシャスバイアス研修は組み合わせ自由です。
- 何日間の研修を実施したいか
- 学習させたい研修内容は何か(目的や背景など)
- 受講生(従業員様)はどの層か
など、ヒアリングさせていただいた上で、適切な研修をご提示いたします。
はい、可能です。リスキルのアンコンシャスバイアス研修は、対面・オンライン・対面とオンライン同時のハイブリッド式からお選びいただくことができます。お気軽にお問合せください。
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