カスタマーハラスメント対応研修【カスハラの判断基準を理解し、適切な対応を行う】

理不尽な要望に組織として対応し、従業員を守る

本研修では、カスタマーハラスメント(カスハラ)に対する基礎理解と対応方法を習得します。お客様からのハラスメントは大きな問題となっており、企業としても社員一人ひとりとしても知識を身に付ける必要があります。研修内では、カスハラの定義を理解したうえで、適切な対応方法やかわし方を学びます。対応する側の心と身体の健康を守り、明日からのお客様対応時に活用できる内容です。

リスキル研修の3つの特徴

すべての研修が料金一律

すべての研修が料金一律

「もっと研修を」をコンセプトとしたリスキルでは、研修を実施しやすい環境づくりのために、明瞭価格で研修をご提供しています。

実践的で高品質な研修

実践的で高品質な研修

講師陣は豊富なビジネス経験と講師経験を併せ持っており、一社研修での講師満足度は5段階中、平均4.75という高水準を実現しています。

安心の研修準備フルサポート

安心の研修準備フルサポート

研修日の運用のみではなく、研修準備のサポートも受けることができます。例えば、研修で使う教材・備品は一式郵送で手元に届きます。そのため、研修の準備時間を減らしながらも良質な研修が実施できます。

カスタマーハラスメント対応研修はオンライン研修に対応しています

研修コード:100765   更新日:

カスタマーハラスメント対応研修の狙い

本研修は、カスタマーハラスメント(カスハラ)への基礎理解と社員・従業員としての適切な対応方法を習得することが目的です。

4名以下の少人数であれば「【公開講座】カスタマーハラスメント対応研修(半日研修)」も便利にご利用いただけます

本研修の対象

基本的な研修対象は以下のとおりです。研修により調整できるため、まずはお問い合わせください

お客様対応を行うすべての方が対象です。管理職・店長クラス向けには管理職・店長向け カスタマーハラスメント対策研修をご用意しております

カスタマーハラスメント対応研修を実施すると

  1. カスタマーハラスメントとは何かを正しく理解する
  2. カスハラへの適切な対応方法やかわし方を身に付ける
  3. お客様からのセクハラを受けた際の対応方法や予防策を理解する

リスキル カスタマーハラスメント対応研修の概要

本研修では、カスタマーハラスメント(カスハラ)に対する基礎理解と対応方法を習得します。

カスタマーハラスメントとは(定義)

2025年3月現在、以下のように定義されています。

項目 説明
定義 顧客等からのクレーム・言動のうち、当該クレーム・言動の要求の内容の妥当性に照らして、 当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって、当該手段・態様により、労働者の就業環境が害されるもの(カスタマーハラスメント対策 企業マニュアル(厚生労働省)より引用)
厚労省審議会内で出された3つの要素 2024 年 12 月 26 日、厚生労働省の審議会内でカスハラの定義がより詳しく示され、以下3つの要素いすれも満たすものがカスハラに該当するとされています。

- 顧客や取引先、施設利用者、そのほかの利害関係者が行うこと
- 社会通念上相当な範囲を超えた言動であること
- 労働者の就業環境が害されること

厚生労働省 カスタマーハラスメント 定義 企業に対策義務づけへ NHK 厚生労働省 より引用

就活生へのハラスメント対策も義務化へ

就活ハラスメントの定義は、厚生労働省により以下のように示されています。2025/3/11に政府より就職活動中の学生へのセクハラ防止策も義務化することが発表されました。お客様だけでなく就活生に対しての対応も企業として考える必要があります。採用面接研修 面接力強化編採用面接研修にて対応方法を扱っていますが、カスハラ研修内で扱うことも可能です。お気軽にお問い合わせください。

定義 具体例
応募する企業やその採用担当者が優越な立場を利用して、就職活動中やインターンシップ中の学生に行うセクハラやパワハラなどのこと 「つきあっている男性はいるか」「結婚や出産後も働き続けたいか」ということを女子学生にだけ質問した。
※「結婚後や出産後も働き続けるか」といった質問を女性だけ(または男性だけ)にすることは男女雇用機会均等法違反(募集・採用に関する性差別禁止)となります。

カスタマーハラスメント・就活ハラスメント等防止対策強化事業 <学生の皆様へ> 、厚生労働省より引用)

本研修 3つの特徴

1. カスタマーハラスメントの判断基準を学ぶことができる

類型や事例を踏まえて理解することで、顧客からの要望が、受け入れるべきクレームなのかカスタマーハラスメントなのかを見極められるようになります。

2. 顧客からの理不尽な要求への初期の対応方法を習得する

顧客対応の一次対応方法として、各状況に合わせた対応方法からカスタマーハラスメント別の対応方法まで習得することができます。

3. カスタマーハラスメントへの迅速な対応ができる

カスタマーハラスメント発生後、対応を引き継いだときの対応方法や一次対応した部下や後輩へのケアの仕方について考えることができます。

想定研修時間

3時間 (変更が可能です)

ご依頼から研修実施までの期間

2週間(より早急な実施も可能な場合があります。お問い合わせよりご相談ください)

  • 内容のアレンジがない場合の期間です
  • 講師の登壇状況により、研修日程はご相談をする場合があります

カスタマーハラスメント対応研修カリキュラム

下記、研修カリキュラムを元に、他研修を組み合わせてのアレンジにも対応しています。別途料金はかかりませんのでご安心ください。

1. カスタマーハラスメントの基礎理解 【ゴール】カスタマーハラスメントの基本について理解します
  • 【オープニングワーク】現状の課題把握
  • ハラスメントとは何か [カスタマーハラスメントとは]
  • カスハラとクレームの関係
  • カスハラ被害の現状 [約3割がカスハラを受けた経験がある/カスハラ被害の内容]
  • カスハラへの適切な対応を行い、自身の心身を守る [カスハラの判断基準を理解する/カスハラへの予防策を考える]
2. カスタマーハラスメントへの対応方法 【ゴール】カスタマーハラスメントが発生した際の対応方法を理解する
  • カスハラの定義と判断基準
  • カスハラの定義
  • カスハラの判断基準①:お客様の要求内容と伝達手段が適切か
  • カスハラの判断基準②:カスハラに該当する行為にあてはまるか
  • カスタマーハラスメントへの対応の流れ [初期対応を行い、すみやかに上長に報告する]
  • 無理な要求をされた時の対応 [できること・できないことの線引きを明確に伝える/お手上げの姿勢を見せる/業務への支障が発生していることを伝える/対応者や場所を変える]
  • 【ワーク】カスタマーハラスメントが疑われる際の対応
3. セクハラへの対応 【ゴール】お客様・顧客からのセクハラに対する対応を理解する
  • セクシャルハラスメントとは
  • お客様からのセクハラの特徴
  • セクシャルハラスメントを受けた際の対応 [切り返しの言葉+断りの言葉で「やめてほしい」と伝える/お客様の発言を繰り返す/その場から離れる/記録を取る]
  • カスハラを未然に予防するために
  • お客様対応に関して「できること・できないこと」を明確にする
  • 記録の残し方を統一する/外部機関との連携を行っておく
  • カスハラを許容しない宣言を店舗やWeb上で示す
  • 【ワーク】自身が明日からできる行動を考える

カスタマーハラスメント対応研修参加者からの声

研修を受講した方から、研修後のアンケートにて以下の感想を頂いております。(2025年現在、直近に実施した研修よりピックアップして表示しております)

鉄道会社様

内容: 満足・良かった

92.9 %

講師: 満足・良かった

100.0 %

カスタマーハラスメント対応研修 参加者の声

  • 正当なクレームと不当なクレーム、しっかりと区別し、これを理解したい
  • カスタマーハラスメントとクレームの関係について知ることができ、カスタマーハラスメントへの対応方法について知ることができた。
  • 部分謝罪やクッション言葉を活用し、初期対応にいかしていきたい。

各種イベント運営企業 様

内容: 満足・良かった

97.0 %

講師: 満足・良かった

93.9 %

カスタマーハラスメント対応研修 参加者の声

  • 気づきが多く、明日からクレームがある際に活用していこうと感じました。
  • 本当に勉強になりました。あっという間に時間が過ぎました。ご指導いただきましてありがとうございました。
  • カスタマーハラスメントと聞いて、困ったお客様ばかりと思っていたのですが、正当なクレームもあり、クレームには正しい対応が必要と学びました。大変有意義で素晴らしい研修時間でした。
  • 心理的ニーズ・物理的ニーズの大切さを学びました。いくら補償内容等を話しても、まずは心理的ニーズを満たさないと話を聞いてもらうことができないので、今後クレーム対応をする際には相手の事も考えることを心がけます。

IT企業様

内容: 満足・良かった

100.0 %

講師: 満足・良かった

100.0 %

カスタマーハラスメント対応研修 参加者の声

  • 悪質なクレーム対応はまだ経験がないが、通常業務での電話対応にも生かせるような内容で非常にためになった。
  • 普段なかなか顧客対応について他チームと意見を交わすことがないので非常に有効出来だったと思う。
  • 改めてカスタマーハラスメント、ハラスメントの内容を再度確認することが出来、反応や相槌の一つで優位にことを進めることを勉強できてよかった。
  • 「クッション言葉」を意識してなかったため、お聞きできて良かったです。クレームの時だけではなく、色んな場面でも使えそうと思いました。

研修金額

料金一律の明瞭価格で一社研修を実施することができます。想定研修時間と概算人数の情報のみで見積りをすぐにお送りします。

  • 後からの人数変更も無料で対応しています
  • 研修のアレンジにも追加料金はかかりません
  • オンライン研修でも追加料金無し。急遽変更でも料金変わらず対応可能です

カスタマーハラスメント対応研修参加者の必須条件

特になし

研修提供地域

日本全国およびオンラインで研修を提供中
北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,徳島県,香川県,愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県

カスタマーハラスメント対応研修のよくあるご質問

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関連研修情報

当ページの研修はカスタマーハラスメント対応研修の一社研修です。その他の研修や関連研修は下記より確認ください。

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