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CI

CI(Corporate Identity)は、視覚的手段を用いて企業が掲げてきた理念や事業内容、また企業の社会的責任 (CSR) 等を社外に表現し、企業のイメージを形成する活動です。

CIを具現化するものとは

CIは、広告・宣伝とは異なり、企業の特徴や独自性を以下の方法で具現化します。あくまでも企業の理念や特性を視覚化したものであるため、普遍性や独自性を持ち、競合他社と差別化を図ることが重要です。

・社名
・ブランド名
・会社ロゴ
・ブランドロゴ
・キャッチコピー
・スローガン
・イメージカラー
・イメージキャラクター
・制服

CIの観点から、社名を変更してイメージアップを図る場合もあります。

CIを構成する要素

CIはMI、BI、VIで構成されているといわれています。

MI(マインド・アイデンティティ)

企業が目指す理想や社会に対する存在意義といった企業理念のことです。企業理念、社是、スローガンなどが含まれます。

BI(ビヘイビア・アイデンティティ)

企業理念や経営哲学を実現するための具体的な計画や行動のことです。組織改革や商品の品質管理、販売促進などがあてはまります。

VI(ヴィジュアル・アイデンティティ)

MIとBIによるコンセプトをロゴやシンボルマークなどで、視覚的に表現することです。

CIの効果

企業理念を社内で共有できるため、経営活動の方向性が明確になります。従業員の意識や目標の統一をはじめ、品質・生産性の向上、また採用活動に効果が期待できます。

さらに、企業ブランドをを社外に幅広くアピールできるため、顧客や関係者と円滑なコミュニケーションが図れるようになります。

CIを定義することによって、ブランディングによる市場での確固としたポジショニングが実現できるようになります。

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