一人ひとりの研修にリスキルの公開講座を多数ご活用いただいた、株式会社サン情報サービス様のソリューション部の城戸様・棟方様に感想を伺いました。
当部署では、人材育成において大きく2つの側面を重視しています。1つは、ヒューマンスキルの向上、もう1つはテクノロジーを活用するための基礎知識の強化です。
ヒューマンスキルについては、特にチームワークやコミュニケーション能力の向上を重視しており、社員が協力しながら業務を進めるための考え方を学ぶ機会を提供しています。加えて、今後AIやデジタル技術が業務の中で活用されることが増えていくことを見据え、社員が適切に指示を出し、ツールを活用できるようにするための基本的な考え方も育成の一環として組み込んでいます。
また、社員の学習姿勢にも注目しており、自主的に学ぶ人、指示があれば学ぶ人、そしてなかなか学習に取り組めない人の3層に分かれることを考慮しています。学習に取り組めない層に対しては、適切な働きかけを行い、スキルを確実に身につけてもらうように工夫しています。
部署の全員に、均等に学ぶ機会を提供できることが大きかったです。
導入を検討していた時期に、リスキルさん以外にも、何社か研修会社様のお話をお伺いして感じたのは「どうしても自主的に受講するサブスクリプション型の研修だと、やる人とやらない人では大きく差がついてしまう」ということでした。
リスキルさんの研修は、1研修ごとに利用が可能なので、ある種の強制力を持たせつつ部署全員に学びを提供することができると感じ、導入を決めました。
2か月に1回の1on1ミーティングを実施し、その人に足りないスキル・合っている研修を考えて、受けてもらっています。
今年度は1人2回(上期1回・下期1回)ずつ研修を受けており、1度きりではなく継続的な学びという意味でも効果を発揮しています。
社員からの声では、「今の業務やこれから先の業務の実際に使えそう」っていうフィードバックが多いですね。
担当者の立場としては、研修を受けた社員がお客様から直接お褒めの言葉をいただけたことが、何より良かったと感じています。
当社はIT企業であり、社員がお客様先に常駐することがあります。ある常駐先の方から、研修後に「変わったね」とお声がけいただいたことで、研修を導入して本当に良かったと実感しました。
直近、当部署が事業部制に変わろうとしているのもあって、見直しを検討しています。
1on1ミーティングのあり方や、研修運用についても社員のために工夫をしていく予定です。
具体的に強化していきたいスキルとしては、2点あります。
1点目は、周囲の人とうまくやっていく、AIに代替されないようなヒューマンスキルの充実ですね。
2点目は、AIをうまく活用するためのスキルです。
主に、この2点を集中的に強化していきたいと考えています。
今でも使いやすいものを提供して頂いておりますが、社員ごとの受講履歴管理が、もっと強化されると便利ですね。
例えば、どの社員が過去にどの研修を受けたか一覧で確認できたり、「次回、この人には◯◯研修がおすすめ」みたいなリコメンド機能もあると、より体系的に研修計画が立てやすいですね。