Testimonials 三井物産セキュアディレクション様

研修を通してビジネススキルの習得だけでなく、新入社員同士の結束力も高めることが出来ました

全19日程の新入社員研修をご依頼いただいた三井物産セキュアディレクション様に人材育成に対する想いや研修実施後の感想を伺いました。

人材育成・研修に関して

改めてこの度は全19日程の研修ご依頼いただきありがとうございました。まずは御社の人材教育への考え方を教えて頂けますでしょうか?

關様

これまで、体系立てた研修制度の構築が十分に進められていない状況でした。そのうえ、ここ数年は採用を強化したことで、中途入社者の増員も相まって、当社の規模は拡大し続けています。そんな中で、人材の育成強化は急務となっています。当社は「セキュリティのプロフェッショナルを目指す」というスローガンを掲げており、新入社員に対する人材育成においても、研修制度の充実化が必要となっております。

今期の新卒新入社員は【ビジネス研修・IT基礎研修・事務系研修】を実施しました。これらの研修プログラムを体系的に実施することで、当社は新卒新入社員が迅速に成長し、セキュリティのプロフェッショナルとして活躍できるよう支援します。また、既存の社員に対しても、継続的な教育とスキルアップの機会を提供することで、全社的なスキルの底上げを図りたいと考えています。

昨年はどのような新卒研修を実施されましたか?

親会社である三井物産の研修に加え、他企業の新卒新入社員も交えたオンラインでの公開型の外部研修を実施していました。

今年実施いただいた対面研修の結果、お二人から見られて同期間でのつながりはどのように感じられておりますか?

研修の中では、多くのコミュニケーションの機会があり、その結果、強い結束力が生まれたと感じています。オンライン形式では、こういった結果は得られなかったと思います。

今年の研修を考え始めた当初は、どのような内容の研修を考えていましたか?

堀江様

本人たちが配属先に行ったときにしっかりと活躍できるような状態をコーポレート側で作っていければよいのではないかというのを第一に考えました。

もともと前年度までは研修期間は1ヵ月でした。その期間の中でどれだけビジネススキルを身につけてもらえるか、社内のシステム・規定・ルール等をどれだけ周知していけるか、を考えながら研修を計画していき、そこからGW明けに配属先の専門研修に入ってもらうという流れです。

今回は新たな取り組みとして期間を2ヵ月に延ばしました。先ほどお伝えした社内のシステム、規定、ルール等の周知に関しては新卒社員が実際に事業部に配属されたとき、そこで困らないように内容をより充実させていきました。

コンテンツとしてはITの基礎スキルを新たに取り入れてIT基礎スキルを身に着けてから専門研修に入ることによって、よりセキュリティ分野の習熟度を高めていきたいという狙いです。

この2点に加え今回ご支援いただいたビジネススキルの研修に関しても昨年と同等以上のクオリティの研修を提供することで実際に配属されたときの早期活躍につなげていきたいと考えました。

またこういったビジネス基礎研修はキャリア組になってくると受ける機会がなくなってきます。だからこそ、この新卒というタイミングでしっかり社会人としての基礎を身に着けてほしいという想いもありました。

研修を導入する上で特に強化したいと考えていたスキルや知識は何ですか?

ビジネスマンとしてのベースを作っていきたいと考えた時にそれは多岐にわたりました。本人達が配属されたときに苦労することがないように、「こういったスキルが必要だろうな」と思うものをピックアップさせていただきました。ビジネスマナーやロジカルシンキング、コミュニケーションスキルなどは一例です。

その他にも今回たくさんのカリキュラムを実施させていただきましたがこれらも正直まだ正解ではないと思っています。

これから本人たちが実際に配属となり研修を経たうえで「どのスキルが役に立ったのか?」「今の実態から考えるとこの研修は必要なかったのでは?」といった現場の声を基に以後ブラッシュアップを図っていきたいです。

電話対応研修はやらなくてよかったのではないか、という意見がある一方、ロジカルシンキングがためになった、アサーティブコミュニケーションの研修が役にたったという意見もあり、それぞれが自身の課題ととらえているところに対して学びがあったという声があったのは素直に嬉しいポイントです。

リスキルに関して

リスキルをいつ、どこで知りましたか?またその時の第一印象はいかがでしたでしょうか?

關様

最初はHP検索をきっかけに辿り着きました。いろいろ研修会社を見ている中でやはり研修ラインナップの多さはとても印象的でした。

親会社の研修もある中でより深くビジネススキルを学ばせたいと考えた時にそれに当てはまるカリキュラムも多くあったので良かったです

なぜ最終的にリスキルをご選択いただけましたか?

堀江様

これまではオンラインの公開型研修を実施してきました。公開型研修にはメリットもデメリットもありますが、過去の研修と比較検討した結果、最終的に「社内で完結すること」と「対面型で研修ラインナップが充実している」という要素を重視しました。予算も考慮したうえで、いくつかの候補を検討し、最終的にリスキルさんを選定いたしました。

研修を実施してみて

実際の研修の内容についてはいかがでしたか?

關様

グループワークが中心だったことが印象的でした。各研修において、座学だけでなくグループワークが中心だったことで、他者の意見に耳を傾け協力し合う姿勢や、学んだことをアウトプットする機会が多く与えられ、学習の定着にもつながったと思います。また、実際に受講者からも「自信が持てるようになった」などといった声があったので、とても効果的だったと感じました。

講師の印象はいかがでしたか?

研修当日は我々以外の担当者も入ることがあり、講師の方の講義を聞く機会もありましたが「自分も受講生側として受けてみたい」という声がありました。そう言った意味でもリスキルさんの講師のレベルは高いなと感じました。

またカリキュラムの後半で、コロナ感染者が出てしまい参加人数が少なくなった際は、講師が受講生一人一人と面談する時間を設けてくださったり、急遽オンライン形式に変更していただくなど、柔軟にかつ迅速にご対応いただいた点も非常に助かりました。

最後に当社への今後の期待、要望を教えてください

堀江様

研修は受けて終わりではなく、研修前後の施策がとても重要だと考えています。特にリスキルさんの研修実施後のフォローアップは当社では今までできていなかったところです。来年度の研修計画でも重要な要素になってくると思います。本人たちも研修内容で学んだことがどれだけ身についているのかを可視化できるととても良いと思います。
例えば3ヵ月後や半年後にサーベイが一括で取れるようなサービスであったり、さらに次年度 継続して実施していく中でサーベイの結果を踏まえてより踏み込んだ研修のご提案をいただけたりすると、私たちの研修もより良いものにできると思うので、そういったところを今後の期待として挙げさせていただきます。

本日はお時間いただきましてありがとうございました。

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